ママチャリの3時間耐久レース「ママチャリ座間GP(グランプリ)」が9月28日に都南自動車教習所で初開催され、井上湧太さん(座間総合高校3年/海老名市)と林駿樹(としき)さん(光明学園相模原高校3年/同)による「今中OB」が約76Kmを走破し、54チームの頂点に立った。
奉仕団体「座間ロータリークラブ」の45周年事業の一環として開かれた大会。2人以上5人以下の編成で、1周548mのコースを3時間走り続け、周回数を競う。
井上さんと林さんは海老名市立今泉中学校の卒業生で、別の高校に進学した現在も週2、3回会うほどの「親友」だ。2人という最少編成にも関わらず139周を走り切り、栄冠を掴んだ裏には驚異の練習量があった。海老名市と東京ディズニーランド(千葉県浦安市)を、約11時間かけて往復する練習を重ねた。さすがの2人も100周を超えた段階で足がけいれんしたが、「気合」で乗り切った。
初代王者の称号について井上さんは「応援してくれた仲間の支えがあったから」と感謝の気持ちを話し、林さんは「まさか優勝できるとは」と予想以上の結果に喜んだ。今中OBは、今年1月に富士スピードウェイ(静岡)で開かれる全国大会への出場権を手にした。2人は「遠征練習を増やして、走りにもっと磨きをかけたい」と口を揃えていた。
大会では仮装大賞も設けられ、子ども会の役員OBなどが集まった「チームこぴっと」が受賞した。
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