10月19日(日)に日産自動車(株)座間事業所(広野台)で開かれる「ひまわりフェスタin NISSAN」に先駆け、市内の小・中学生が描いたひまわり絵画が、15日から同事業所フェンスいっぱいに飾られている。子どもたちが夏休み中に手掛けた作品で、その数は2700点にも及ぶ。
郷土心を育むひまわり写生
作品は、市商店会連合会(中島祐安会長)が主催する「ひまわり写生コンテスト」に出品されたもの。応募総数2700点超のうち、入賞17点を除いたものが並べられている。入賞作品については、会場内メインステージで午前9時から表彰式を執り行う。
コンテストは「市の花・ひまわりを描くことで、子どもたちに郷土心を育んで欲しい」と2006年から続いている。フェスタの前身となる「赤い向日葵@祭り」に合わせて、第1回が行われた。当時の応募数は約200点と少なく、自治会館の畳に作品を並べ、学校教員などが審査したそうだ。
当時の表彰式も、祭り会場の壇上で行った。「大勢の市民が見守るなかで子どもたちを祝ってあげたかった」と話すのは、スタートから企画に携わる市商連の関吉実治副会長。さらに、絵をスチール製の額縁に入れることで、「一生の記念」に仕立てた。
出品数は、当初に比べて10倍以上になったが、「子どもたちのために」という原点は変わらないまま。2010年までは入選作品のみ展示していたが、2011年からは全ての絵を飾るようになった。また「祖父母や知人が来場しても作品を見つけられるように」との配慮から、作者の名札も出来る限り紹介している。
関吉副会長は「座間の子どもたちが夏休み中に頑張って描いた力作をぜひ見て下さい」と呼びかけている。
展示は同日の午後4時まで。入賞作品は、ハーモニーホール座間で10月21日(火)(午後3時〜5時)と22日(水)(午前9時〜正午)に展示される。また、23日(木)から29日(水)までは市役所1階アトリウムにも並ぶ。問い合わせは市観光協会【電話】046・205・6515。
ひまわりフェスタ
フェスタは午前9時から午後4時まで開催。メインステージでは、全国で活躍する座間高校創作舞踊部などがパフォーマンスを披露するほか、ざまりんをはじめとするご当地ゆるキャラが大集合する。午後2時30分から3時50分までは、座間市少女マーチングバンドや在日米陸軍軍楽隊など6団体がパレードを行う。
当日は小田急線・相武台前駅と南林間駅、相鉄線・さがみ野駅から会場まで無料シャトルバスが運行する。問い合わせは市商工会【電話】046・251・1040。
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