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座間市 JRに意見書提出 リニア工事、地下水影響懸念

社会

掲載号:2014年10月31日号

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 リニア中央新幹線の開通工事の過程で地下水が漏出する可能性等について市が懸念を示している問題で、市は10月27日、工事を行うJR東海に対し「意見・要望書」を15日に提出したと発表した。11月14日(金)までに回答するよう、JR側に求めている。

 国の着工認可が10月17日におり、2015年初旬の着工が見通されるリニア中央新幹線。地下トンネルはJR橋本駅(相模原市)付近を東西に通過する予定で、同駅付近には(仮称)神奈川県駅の設置が予定されている。

 水道水の約85%を地下水に頼る座間市では、地下水の「上流」にあたる同駅付近での工事による影響を懸念。学識経験者らによる委員会を開き、駅舎やトンネルが地下水を多く通す透水層を掘削して作られることなどに触れ、その危険性について論じてきた。

 市はこれまで、6月と7月の2回にわたり、JRが公開した「環境影響評価書」について同社に質問書を送付。座間市を含むより広域なエリアでの影響解析を求めたほか、工事中に地下水の漏出が発生した際の、具体的な対策を事前に示すよう求めてきた。同社はそれぞれに文書で回答。「工事は適切な工法を採用し遮水にも万全を期している」とし、現状以上の解析を行う必要はないと返答した。

 加えて、市が提案したより深層での駅舎・トンネル設置についても、浅層への設置で利便性が高まることなどをあげ、検討はしない考えを示していた。

 これを受け、市は8月に学識経験者らによる「市地下水採取審査委員会」(守田優委員長)を開会。結論を市長が検討し、意見・要望書送付に踏み切った。要望書は市HP上で公開されている。

「検討委員会」設立を要望

 意見・要望書ではこれまで質問書等に記した広域での解析や、深層での駅舎等設置を改めて要望したほか、学識経験者やJR、座間市を含めた近隣行政機関から構成される「地下水対策検討委員会」の設置要望などを新たに盛り込んだ。

 座間市環境政策課は「これまでの返答内容が不十分だと感じたため、『意見・要望書』の提出を決めた」とコメント。今後の対応についてはJR側の回答を見て方針を固めるとしている。

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