東日本大震災で自衛隊統合任務部隊の指揮官を務めた君塚栄治氏と、東京大学地震研究所教授で地震予知センター長の平田直氏。災害救援と地震研究に関する2人のプロによる防災講演会が、11月6日にハーモニーホール座間大ホールで開かれ、市民など約600人が来場した。
座間市と、民間災害救援団体「ざま災害ボランティアネットワーク」(濱田政宏代表)の主催。「お二人が揃う講演会は滅多にない」(濱田代表)という組み合わせに、県外から訪れた人もいた。
元陸上幕僚長の君塚氏は、10万人規模の統合部隊を指揮した経験を紹介。一方の平田氏は、東日本大震災後の研究成果などを説明した。2人はともに、「地震はいつか必ず起きる」とした上で、市民1人ひとりの準備や近隣住民との助け合いの重要性を強調した。
濱田代表は「私たちがずっと主張し続けてきた『自助』と『共助』。講演を聞いて、その大切さを再認識しました」とコメントした。
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