栗原に生産直売所を構える(有)座間洋らんセンターの加藤春幸さん(34歳)が、15年の歳月をかけて生み出した胡蝶蘭「湘南桜」が、「東京砧(きぬた)花き園芸市場品評会」と「全国花き品評会」の洋らん部門で、農林水産大臣賞と愛知県知事賞を受賞した。
湘南桜は、日本人に愛される桜のような胡蝶蘭を生み出そうと、大学時代の春幸さんが15年前に構想。地元・神奈川から、日本や世界に発信できる品種を目指そうと、「湘南」を名前に冠した。
花びらは、桜を連想させるピンク色がグラデーション状に広がる。一本の枝から新たな枝が出るように品種改良されており、花びらが咲く様は、満開の桜を思わせる。
東京の品評会(出品数/約100点)で1等となる農林水産大臣賞を獲得。愛知で開催された全国品評会(出品数/270点)では、2等の県知事賞となった。
結果について加藤さんは「『我が子』とも呼べる湘南桜が評価されて嬉しいです」と喜ぶ。その一方で、「まだまだ改善の余地があります。今よりもっと、キレイに美しくできるはず」と更なる改良に意欲を見せている。
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