座間版 掲載号:2014年12月19日号
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「座間産小麦で名物を」 地元パン屋と農園がタッグ

社会

まだ小さな苗を足で踏むことで、寒さや乾燥に強く育つという
まだ小さな苗を足で踏むことで、寒さや乾燥に強く育つという
 「座間産小麦を100%使用して作ったパンに、座間の野菜をはさんだ名物サンドウィッチを作りたい」――。そんな地域のパン屋の熱い要望に応え、地域の農園が製パン用小麦の育成に取り組んでいる。今月14日には、同店の製造・販売スタッフも駆けつけ、苗を踏んで強く育てる「麦踏み」を行った。

 地場産品を使ったサンドウィッチの開発に挑戦しているのは、「ぱん工房ふくふく」(相武台)を経営する丸十ベーカリーシャルン(松尾英樹代表)。地域を盛り上げる商品作りができないかと、店舗前に畑を持つ「ざま風の農園」の加藤隆夫さんに相談を持ちかけたのが始まりだった。

 「チャレンジャーを応援するのが、私のポリシーだから」-。製パンに欠かせない強力粉は日本の気候風土で生産することが難しいとされるが、加藤さんはすぐに強力粉づくりに取り掛かった。昨年は気候との相性から一定量の生産は叶わず、2回目の挑戦だ。

 今年、加藤さんが選んだのは「ユメシホウ」と呼ばれる品種。関東地域で栽培することを想定して改良された、製パン専用の小麦だ。「初めて挑戦する品種。うまく育ってくれればいいけれど」と加藤さん。

 順調に育てば、来夏には商品化できる見込みだ。同社の松尾恭代さんも「店があって、そのすぐ近くに畑があって。半径数十メートルで商品作りができるのも、自然豊かな座間ならではかも」と話し、すくすく育つ苗に期待を寄せる。将来的には土産用にラスクも生産し、広く座間を周知していきたいという。

加藤さん(右)とぱん工房ふくふくのスタッフ
加藤さん(右)とぱん工房ふくふくのスタッフ

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