神前や神事の場に飾ることで不浄なものの侵入を禁ずるしめ縄を、新年に向けて新調しようと、座間神社(山本孝司宮司)の氏子らが12月20日、境内でしめ縄づくりを行った。
手掛けるのは、同神社の稲つくり奉仕会、運営委員会、同委員会OBが集まる「神親会(しんしんかい)」の会員ら。神社では25年ほど前から、氏子の協力のもと、手作りのしめ縄を本殿に飾っている。
材料の藁は、氏子たちが6月の田植えから育ててきたもの。20日は、藁を麻縄で束ねて、直径10cmほどの縄を3本作り、それらを更に編み込むことで、直径30cm弱、長さ10mほどのしめ縄を完成させた。
山本宮司は「手造りのしめ縄を神様に奉納するという気持ちこそ尊いものです」と話していた。しめ縄は同日、本殿に飾られ、新年の参拝者を出迎える。
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