カゴ付きの日常生活用自転車「ママチャリ」による7時間耐久レースに、高校生7人組「チームざまりん」が挑んだ。昨年9月に市内で行われた「ママチャリ座間グランプリ」の優勝者等で構成された同チーム。初出場ながら1330チーム中28位と健闘した。
熱戦は今月10日、富士スピードウェイ(静岡)で繰り広げられた。国際的自動車レース「SUPER GT」をはじめ、様々なイベントの舞台となっているレーシングコースだ。「ママチャリ日本グランプリ」は2008年に始まった。
チームざまりんは昨年9月に市内で行われた「ママチャリ座間グランプリ」(=主催/座間ロータリークラブ)の優勝者、井上湧太さん(18)と林駿樹さん(同)らによるチーム。2人は中学の同級生。これまで、海老名と浦安市のテーマパーク間を11時間かけて自転車で往復するなどし、日々練習してきたという。
今大会出場にあたり、メンバーを増強。座間大会の3時間に対し、今大会は7時間耐久であることから友人である安藤裕也さん(18)、岩澤修平さん(同)、島村和貴さん(同)に声をかけた。元日には海老名・大山間を揃って自転車で往復し、必勝を祈願した。
そこに座間グランプリを主管したNPO法人「足跡の会」関係者の紹介で川合遥世さん(17)、坂本剛太さん(同)が助っ人として加わり、7人の新生チームができあがった。
多くの参加チームが、上限の10人でレースに挑む中、7人で力走を見せたチームざまりん。途中、過呼吸や足の痙攣に見舞われながらも、42周(約190Km)を走りきった。リーダーを務めた井上さんは「できれば来年も出場し、トップを狙いたい」と話していた。
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