花を咲かそうボランティアの会(野島誠一郎会長)がこのほど、「神奈川県公園協会賞」の最高位となる優秀賞を受賞した。雑草の生い茂る相模川河川敷を市民の手作業で開墾し、5年間で花の名所として再生。総面積約2400平方メートルを花でいっぱいにし、こまめな広報活動を行ったその地道な努力が評価された。
同会は2010年に開設され、現在69人が所属。相模川にかかる座架依橋のたもとに位置する「水と緑の風広場」の一角を管理している。夏には一面のマリーゴールド、3月下旬頃からはおよそ2万本の水仙が咲き誇り、花を楽しむ「水仙まつり」も開催される。
「市の新たな名所」を目指して植栽作業は現在も続けられており、完成は2017年の予定。隣接地では市パークゴルフ同好会らと協働し、ニュースポーツ広場の整備も行っている。
同賞は公益財団法人県公園協会が設立40周年を記念して実施。32のノミネートから10団体が奨励賞、8団体が優秀賞を受けた。
野島会長は「いずれ故郷を離れるかもしれない、座間の子どもたちの原風景になればと思い、続けてきた。5年目の節目にこのような賞をいただけて光栄」とコメントした。
今年の水仙まつりは3月25日(水)から4月5日(日)。水仙の見ごろは3月下旬から4月上旬頃までだという。
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