古くなった染井吉野に代えて64品種の桜を植える「再生」工事が2011年度から行われてきた「相模が丘仲よし小道」(通称/さくら道)。4年がかりの整備が完了したばかりの今月15日、緑道内で記念式典が執り行われ、関係者や地域住民など数百人が集い、完成を盛大に祝った。
約50年前、当時の住民が染井吉野を農業用水路沿いに植えたことで誕生した「さくら道」。半世紀にわたり親しまれてきた染井吉野に倒木の危険性があることを受けて、再生計画が持ち上がったのは約8年前だった。地域住民たちは座間市などと協力し、1・6Kmに及ぶ緑道の整備を進めてきた。
計画を牽引した市民団体「『新生さくら道』の会」の坂本文彦会長は式典で、「(植えたばかりの)桜の幼木を無事に育てることが先人への恩返し」と語り、「日本一の緑道を目指して、日本一の維持・管理を行っていきます」と意気込みを新たにした。この日は地元の子どもたちが、さくらにまつわる歌を披露(=写真上=)。観賞性が高い品種「舞姫」の植樹(=同右=)も行われた。
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