座間警察署は今月19日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、市内相模が丘の(株)ゆうちょ銀行座間店(長谷川修二店長)と、同店勤務の宇治川初子さんに感謝状を贈呈した。
同署によると、宇治川さんは今月6日、同店ATMと窓口で計100万円を引き出そうとした、70代の女性が詐欺被害に遭うのを防いだ。女性は同日午前中、次男を名乗る男から「飲み屋で知り合った女性を妊娠させてしまった。慰謝料200万円のうち100万円を貸して欲しい」などと電話で依頼された。窓口で対応した宇治川さんが事情を聞き、本物の次男に電話確認を行い、詐欺が発覚した。
19日は、倉持英彰署長が、宇治川さんと長谷川店長に感謝状を手渡した。
特別巡回スタート
同署管内では今年に入り、7件の振り込め詐欺が発生し、被害総額は約2000万円にのぼっている(3月20日時点)。被害者の多くは70代〜80代の女性。
1月と2月の発生件数が各2件だったのに対し、3月は20日までに3件と増加。これを受け同署では、23日から4月1日までを「特別巡回」と位置づけ、高齢者宅を重点的に訪問して詐欺への注意を呼びかけている。「電話でお金を要求されたら、それは詐欺。すぐに家族や警察に相談を」と話す。問い合わせは同署【電話】046・256・0110。
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