座間市出身のJリーガーで、今シーズンから強豪・浦和レッドダイヤモンズに加入したFW・武藤雄樹選手(26歳)。4月18日の横浜F・マリノス戦と、25日の名古屋グランパスエイト戦で2戦連続ゴールを決めた。代表レベルの実力者が揃うなかで存在感を示し、悲願のタイトル獲得へ貢献できるか、期待がかかる。
武藤選手は小学生時代、立野台小や中原小を拠点とする「FCシリウス」(泉田裕代表)に所属。FC湘南ジュニアユース、武相高校、流通経済大学を経て、2011年にベガルタ仙台へ入団した。そして今年、新しいスタートを切った。
待望の移籍後初ゴールは、マリノス戦。ペナルティエリアから放ったシュートはポストに嫌われたが、こぼれ球を素早く押し込んだ。レッズの一員としての初得点に、両手を広げて感情を爆発させた。「(ホームの)埼玉スタジアムでゴールを決めるのが目標の1つだった。達成できて嬉しい」と喜ぶ。続くグランパス戦でも好調を維持して点を挙げ、チームの首位キープに貢献した。
「タイトル獲得貢献したい」
高い技術と、独特の攻撃的センスを兼ね備えるFW。シュートテクニックやスピードも優れている。「小さい頃から天性のストライカー。特にゴールへの執着心が人一倍強かった」と振り返るのは、今でも親交がある泉田代表。心の底から楽しんでプレーする姿が印象的だったという。レッズには、日本代表に選ばれた興梠(こうろき)慎三選手、スロベニア代表のズラタン選手をはじめ優秀なアタッカーが数多く揃っており、レギュラー争いも激しいが、「強い気持ちを持ち、サッカーを楽しみながら活躍して欲しい」と教え子にエールを送る。
武藤選手は「自分の特徴でもあるゴール前でのドリブルで仕掛ける動きも出して、勝利のために取り組みたい。チームのタイトル獲得に貢献できるよう全力を尽くします」とコメントしている。
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