座間ロータリークラブの会長に就任した 細川 康治さん 横浜市在住 51歳
真面目にコツコツと
○…座間ロータリークラブは、1970年に設立された奉仕団体。現在は25人が所属し、小学校新一年生へのランドセルカバー寄贈や、交通安全を啓発するママチャリフェスタなどを通じ、地域に貢献している。今年度は、認知度向上が目標の1つ。「ロータリーがどのような団体か、知らない人も多い。もっとPRしないといけません」と話す。また、ここ数年会員数が減少傾向にあるなかで、クラブの魅力を今一度掘り起こして、会員の活動活発化につなげる考え。「楽しく、元気よく取り組むために何が必要か」。そのアイデアを練る。
○…住まいは横浜で、勤務地は東京。座間との接点は、若手経営者などが集う「座間青年会議所」だった。一時、市内に住んでいたことが縁で1995年に入会すると、2004年には理事長も務めた。ロータリー歴は、今年で10年目。気付けば20年にわたり、座間で地域活動に汗を流してきた。「こんなに長くなるとは。不思議な縁ですね」としみじみ振り返る。
○…妻と、2人の子どもがいる。趣味は30年以上続けているという楽器のベース。高校2年生の時、プロのライブを生で見て、虜になった。その情熱は衰えず、時間を見つければベースを「いじり」、心を落ち着かせる。高校時代の友人たちが集まれば、スタジオで演奏を楽しむそう。「趣味だけど、出来ることなら今でもプロになりたい」とおどけて話す。
○…好きな言葉は「真面目にコツコツ」。「不器用な性格だから」と、小さな事を軽視せずに、黙々と続ける。勤務する生命保険会社の営業でもひたすら実直に励んだ結果が、顧客からの信頼につながった。音楽でも、繰り返した練習は嘘をつかなかったという。ロータリーでも、そのスタイルは変わらない。51歳での会長就任は比較的若く、先輩も多く在籍するが、真摯に務め上げ、会員を引っ張っていく。
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