神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2015年7月31日 エリアトップへ

祭り囃子 体に刻むリズム 鈴鹿長宿の保存会

教育

公開:2015年7月31日

  • LINE
  • hatena
大人から指導を受ける子ども達
大人から指導を受ける子ども達

 7月25日の夜、鈴鹿明神車境内に小気味よい太鼓の音が響いた。これは、宵宮祭と例大祭に向けて、地元小学生が祭り囃子の練習に取り組んでいる音。指導は、「鈴鹿長宿はやし保存会」(吉川充会長)の会員らが担う。

 祭礼に欠かせない「お囃子」。山車や屋台の上で太鼓や笛を使い、場の雰囲気を盛り上げる。同神社においては、「鈴鹿長宿」「星の谷」「皆原」の3地区に保存会があり、独自のリズムが伝承されている。

「難しいから楽しい」

 鈴鹿長宿はやし保存会の練習は7月からスタート。祭りまで1週間を切ってからは、連日行われた。「とにかく体に覚えこませないといけません」と吉川会長。太鼓の音を文章化した譜面のようなものはあるが、頭ではなく体で習得することが大切だという。

 車取快飛(しゃとりかいと)君(座間小6年)と猪野蒼太君(同4年)は、ともに1年生の頃から参加している。学年が上がるにつれて叩き方は複雑化し、テンポもスピードアップする。「だからこそやりがいがあります」と車取君。猪野君も「覚えることがいっぱいだけど、上手く出来た時は嬉しい」と笑顔で話す。

 2人は本番に向けて「難しい箇所をみっちり練習して臨みます」「一回も間違えないよう頑張ります」と意欲を見せている。吉川会長も「当日は子どもたちの頑張りをぜひ見てもらい、祭り囃子に関心を持ってもらえれば」と期待している。

吉川会長(中央)、車取君(右)と猪野君
吉川会長(中央)、車取君(右)と猪野君

座間版のローカルニュース最新6

異文化に触れよう

異文化に触れよう

2月9日 国際交流フェス

1月31日

20年前から熱い気持ちで

20年前から熱い気持ちで

時を超えて再度インタビュー

1月31日

老人クラブで防災講話

老人クラブで防災講話

石川さん、具体例交え

1月31日

小学生以下にプレゼント

ラグビーボール2019個

小学生以下にプレゼント

2月2日(日)三ツ沢球技場で

1月31日

男声合唱の世界へ

男声合唱の世界へ

座間男声合唱団定演

1月31日

地元の力になろう

地元の力になろう

災害VCスタッフ養成講座開催

1月31日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク