「EAFF東アジアカップ2015決勝大会」を戦うサッカー日本代表「ハリルジャパン」の一員に、座間市出身でJ1の浦和レッドダイヤモンズに所属するフォワード・武藤雄樹選手(26)が初選出された。大会は8月2日(日)から中国で開催される。
「日の丸背負う喜びと責任」
7月23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、東アジアカップ決勝大会に参加する23人を発表した。試合は、2日に北朝鮮、5日に韓国、9日に中国の日程で行われる。
武藤選手はレッズホームページを通じて、「日本代表に選出していただき、光栄ですし驚いています」とコメントを発表。さらに、「日の丸を背負ってプレーする喜びや責任を感じながら、日々の練習から取り組んでいきます」と語った。
レッズで躍進
立野台小学校・栗原中学校の出身。小学校入学と同時に、地元クラブチーム「FCシリウス」でサッカーを始めた。流通経済大学を卒業した2011年、ベガルタ仙台に入団し「Jリーガー」となった。
その才能が開花したのは、レッズに移籍した今シーズン。4月18日の横浜F・マリノス戦で移籍後初得点すると、その後もゴールを量産し続けた。J1ファーストステージでチーム最多の9得点をマークし、同ステージの優勝に大きく貢献した。
母と恩師、エール
「まさか、選ばれるとは。とにかく嬉しい」と話すのは母・由香さん。日本代表は、武藤選手の小さい頃からの夢だった。息子から電話で吉報を聞いた時は、涙が出るほど喜んだそう。
中国には父・聡さんが応援に駆けつける予定。由香さんは日の丸を背負う息子に「気負わず、自分の良さをしっかりとアピールして欲しい」とエールを送った。
シリウスの泉田裕代表も、武藤選手から電話をもらった。「『僕のサッカー人生はシリウスから始まった』と言ってくれたんです」と嬉しそうに会話を振り返る。今も年1回、お正月の練習に足を運んでくれるという教え子に対し、「何よりもプレーを楽しむこと。(今回は招集されていない)本田圭佑選手ら海外組とのポジション争いにも勝って欲しい」と激励した。
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