ひまわりを通じて児童の郷土愛を育む「ひまわりフェスタ」が10月18日(日)に日産自動車(株)座間事業所内で開催される。9年前、来場者50人という規模で始まった催しは回を重ねるにつれ、1万人超が訪れるまでに拡大。10周年の今年は「原点回帰」を掲げ、子どもが楽しめるプログラムを充実させた。
フェスタは、市商店会連合会が主催する「咲かせよう!座間のひまわりキャンペーン」の一環。キャンペーンでは、座間を愛する心の醸成や地域コミュニティ活性化を図るため、春から秋にかけて、小学校と商店会による植栽活動、小・中学生対象の写生コンテストが実施されている。フェスタは、事業の集大成と位置づけられており、写生作品の展示をはじめ、地元のダンスグループや歌手による演技などが行われる。
始まりは50人
第1回は現在の名称ではなく、「赤い向日葵@祭り」と銘打ち、東原の公園で行われた。ひまわりスポットを巡るスタンプラリーを企画したが、天候にも恵まれず来場者はわずか50人。「第1回は特に大変でした」とイベント発案者で、現在も実行委員を務める関吉実治さんは当時を振り返る。
2009年、会場を日産座間事業所(広野台)に移すと来場者数が急増。2012年には1万8千人が訪れるなど、座間の一大イベントとして定着した。目玉企画と言える写生コンテストも応募数が増え続け、今年は3192点が集まった。
小・中学生が活躍
今年は「子どもの郷土愛を育む」という原点を重視し、小・中学生が活躍し、楽しめるプログラム構成にしたという。メインステージにはキッズダンスグループや市少女マーチングバンドが登場。さらに、リフティングやスピードガンに挑戦できるスポーツ広場コンテスト、小学生対象のひまわり種とばし大会が予定されている。
時間は午前9時から午後4時。関吉さんは「フェスタを通じて、子どもたちが今よりもっと座間を好きになれば」と期待している。
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