座間市と市消防が24日、相模川で油流出事故を想定した合同オイルフェンス設置訓練を初めて行った。訓練では市民からの情報を受け、市環境政策課職員が駆けつけた設定で進められ、職員の初動や消防への連絡、消防が出動しフェンスを設置するまでの流れを確認した。
オイルフェンスは、川の流れに対し直角方向に設置することで油の拡散を防ぐ浮遊堤。フェンスにたまった油をマットで吸着することで除去を行う。
相模川の座間市側に、工場などの油を扱う施設はないため事故の前例はないが、2013年には厚木市側で油流出事故が発生。座間市も協力して除去にあたったという。
市環境政策課は「訓練では大きな問題もおきず、順調に進んだように思う。消防と連携を強め、万が一の事態に備えたい」と話し、訓練に参加した消防隊員は「今日は風も強くなく、天候にも恵まれて川の流れも緩やかだった。市と連携し、いかなる状況でも適切に動けるよう準備していきたい」と話していた。
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