来年4月に開業を控える「座間総合病院」について、運営にあたる「社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス」(鄭義弘理事長)が11月21日、サニープレイス座間で市民向け説明会を開いた。
用意されていた150席が満席になるなど、市民の関心が集まる中行われた説明会。冒頭で鄭理事長が「座間総合病院を当法人がやらなくて誰がやるのかと想い、手を挙げた」と力説。これまで7割強の救急患者が市外へ搬送されていた座間市の現状や高齢化に対する医療環境などを踏まえ、新病院の役割を説明した。また「限られた医療資源において、市内の医師の方々や系列の海老名総合病院とも連携をとって皆様の暮らしに少しでも役に立てるよう努めていきたい」と語った。
渡潤病院長らから法人の基本方針や施設概要、目玉となる「総合診療科」の特徴などが説明された後、参加者と活発な質疑応答が行われた。
参加した男性は「今までは大学病院にかかりきりでしたので、通いやすい病院が出来ることを心待ちにしていた。症状を見ながら活用したい」と話した。
同病院はキャンプ座間の一部返還地に建設しており、市内での救急搬送率の改善ほか、県央地域での医療体制の充実が期待されている。
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