市内で福祉施設を営む(有)ふれんどりぃ(筒井すみ子代表)が12月12日、ハーモニーホールでクリスマス会を開催した。
舞台の主役は、同社が経営する小規模多機能型介護施設やデイサービスなどの利用者。介護度の高い人や認知症の人も多く、日ごろスポットライトを浴びる機会は殆どないという。
クリスマス会は、そんな利用者たちに主役として楽しんでもらおうと、筒井代表が2013年に始めた。利用者は本番に備え、数カ月前から送迎車の中で歌を練習したり、機能訓練の一環として楽器を練習してきたという。
迎えた当日、ボランティアや職員と合わせて100人以上の利用者がステージにあがり、練習の成果を披露した。男性利用者が多い「デイサービスふれんどりぃ」は楽器演奏と合唱を披露。「故郷の空」「スキー」といったなじみの曲を、ハーモニカなどを使って演奏した。
重度の利用者が多いという小規模多機能型居宅介護「ふれんどりぃの郷」は、「東京ラプソディ」や「ふるさと」などの歌を披露(写真)。車いすの利用者らも参加し、声を合わせていた。
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