市内さがみ野の商店会「みどりとさくらの街さがみ野」(関吉実治会長)が整備する花壇で年末年始にかけ、植えていた花が盗まれる「事件」が発生した。2001年から花溢れる商店会を推進している関吉会長は「悔しいというより、悲しい」とコメントした。
商店会では、市道13号線沿いに花壇を作り、住民や企業と協力しながら花を植え、手入れを行っている。この活動が評価され、これまでに全国花のまちづくりコンクールで農林水産大臣賞などを受賞してきた。
「15年前から、花を盗まれては植えるの繰り返し。最近は少なくなってきたのだけれど」と関吉会長。今回は、商店会や企業の花壇からパンジーやエレモフィラなどが引き抜かれていた。
これを受け、花壇を管理する企業では「お花を盗んでいかれる貴方へ」と題し、盗難を止めるよう呼びかける看板を設置した。「こうした看板は設けたくありませんが、防止につながれば」と店主。1月末まで掲出を続ける意向だ。関吉会長は「私たちの目標は住むことに誇りの持てる街。今後も、それに向かい活動するだけです」とコメントした。
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