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今年の凧文字 「凱風」に決まる 市民2人が考案

社会

掲載号:2016年2月19日号

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凱風と書かれたミニ凧を持つ遠藤市長と近藤実行委員長
凱風と書かれたミニ凧を持つ遠藤市長と近藤実行委員長

 5月の「座間市大凧まつり」に向け今月9日、凧文字の選考委員会が開かれ、池田榮(さかえ)さん(79歳/緑ケ丘)と丸山夙(しゅく)さん(75歳/栗原中央)がそれぞれ考案した「凱風(がいふう)」が選ばれた。「初夏に吹く南からのそよ風」という意味で、選考委員が満場一致で決定したという。

 座間の大凧は、200年以上の歴史があるとされる風物詩。もともとは端午の節句を祝うため市内各所で揚げられていたが、1960年代からは座間全体の行事として行われるようになり、現在は毎年5月4日・5日に相模川グラウンドで開かれている。

 大凧は大きさ約100畳。凧文字は近年、PRを兼ねて公募形式になっており、今年は50人から84点の力作が集まった。過去最多の応募数で、実行委員会事務局では「例年より募集期間が1週間ほど長かったことと、新聞でも取り上げられたことが増えた要因では。公募を通じ関心が高まったことで、来場者増加に繋がれば」と期待している。

初夏の南風

 2人はともに初応募。漢詩が好きだという池田さんは、中国最古の詩編とされる「詩経」で出てきた「凱風」に着目。植物の若芽を成長させる初夏の爽やかな風を意味する言葉で、「大凧も、子どもの成長を祝うために始まったと聞いています。(凱風は)ぴったりだと思いました」と意図を説明する。「まさか選ばれるとは、驚きました」と喜んだ。

 丸山さんは、初夏に吹くという凱風が凧文字に適していると考えたそう。「今年も見事に揚がってほしい」という願いを込めて応募した。祭りには毎年訪れており、孫と文字を書く作業に参加した経験もあるという。「(選出を)孫に話したら喜んでくれました。今年も一緒に作業出来たら嬉しい」と話した。

製作進む

 大凧を製作する「市大凧保存会」(近藤昭夫会長)では現在、骨組みとなる竹の選別と竹割作業を進めている。文字書きは、市民から参加者を募り、4月に行われる予定。

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