老木となった染井吉野を一部伐採した市立かにが沢公園(緑ケ丘)で今月20日、新しい桜「神代曙(じんだいあけぼの)」の植樹式が行われた。
同園は1986年に開園し、市民から桜の名所として親しまれている。植え替えが進められているのは、東側斜面の染井吉野。これは、同園の土地を所有していた児童養護施設・成光学園(同)の故・矢部金義初代園長と子どもらが昭和30年代に植えたもの。ここ数年、腐朽が進んでいたことから、市では今年度に3本の植え替えを計画していた。
神代曙は、染井吉野と比べて病気にかかりにくい品種。3月下旬から4月上旬にかけて、紅色の花を咲かせる。樹高は4〜8m。
植樹式には、同学園の児童など14人が参加。スコップを使い根の部分に土をかけながら、まだ小さい桜の成長を願った。
この日、植えられたのは1本。市は近日中に残る2本も着手する。また。2016年度以降も伐採し、順次植えかえていく予定。
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