「第10回 忘れません!東日本大変チャリティコンサート」が3月19日、宮城県の歌手・さとう宗幸さんらを招き、ハーモニーホール座間で開かれ、約350人が来場した。主催は座間市民などで構成される実行委員会(青木一太郎委員長)。
コンサートは、市内小学校で校長を務めていた庄司正彦さん(相模原市在住)が、相模が丘小学校在職時に関わっていたPTA関係者などと2011年に始めた。「大変」という名称は、浅間山噴火を記した江戸時代の資料「浅間山大変記」からとったという。過去9回のコンサートで累計100万円を超える義援金を集め、復興支援団体などに寄付してきた。
実行委員会が1年以上前に出演を打診したというさとうさんは、ミリオンセラー「青葉城恋唄」(1978年発売)で知られる人気歌手。復興支援ソング「花は咲く」では、歌い手の1人として参加していた。19日は、仙台から日帰りで座間を訪れ、「青葉城恋唄」や「花は咲く」を熱唱した。
この日は、ピアニスト須江太郎さんと実行委員の1人・南舘美達さんも出演した。収益金は、さとうさんが被災地の子どもを支援するために設立した「びっきこども基金」に寄付される。
同委員会では今年9月17日に、小田急相模原駅の文化交流プラザで、第11回チャリティコンサートを予定している。
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