座間で半世紀の歴史を持ち、「かながわのまつり50選」にも選ばれている「座間市大凧祭り」の開催に先駆け、座間小学校の体育館で4月16日、文字書きが行われた。
文字書きは、13メートル四方の大凧に、市民の公募から選ばれた「凧文字」を入れる、凧製作の佳境とも言える作業。毎年地域の子どもたちから参加者を募り、大人数で行っている。
この日は午後5時から同小に大勢の地域住民が集まった。座間市大凧保存会の会員が巨大な和紙に下書きをし、墨を入れると「凱風(がいふう)」の文字がくっきりと浮かび上がった。
色付けを担当するのは、およそ25人の子どもたち。ブラシを使って赤と緑に塗り分け、大人が仕上げをして、午後8時30分頃に完成した。
この日は、今年度で創立50周年を迎える市立西中学校の二間凧の文字書きも行われた。生徒10人が、同保存会の指導を受けながら、校内公募で決まった文字「西輝(せいき)」を完成させた。
これらの凧は、5月4日(水)と5日(木)に相模川グラウンドで開かれるまつりで掲揚される。
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