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放課後子ども教室 児童の居場所確保に一役 市内初 入谷小で始まる

社会

掲載号:2016年5月20日号

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 小学生の居場所づくりを目的として、国が全小学校への設置を目指している「放課後子ども教室」。空き教室を活用し、児童の自発的な学習や交流を促そうという事業が、入谷小学校で5月から始まった。座間市は、市内初となる同校での運営状況を踏まえながら、2019年度までに市内3カ所にも開設させる考えだ。

19年度までに4カ所設置

 放課後子ども教室とは、学校施設を活用して、学習支援や交流活動といったプログラムを継続的に提供するもの。管理・運営は座間市と、コーディネーターやパートナーと呼ばれるスタッフが担う。

 放課後の保育を行う「児童ホーム」とは異なり、子どもが自由に過ごせる場所をつくることが大きな狙いだ。保護者の就労状況に関係なく、その学区内に住んでいる児童であれば、無料(材料費など別途)で利用できる。

 国が同教室を推進する背景には、保護者が放課後に子どもを預ける場所が無く仕事を辞めざるをえない、いわゆる「小一の壁」がある。この課題を改善し、女性が働きやすい環境を構築する一環として、国は児童ホームと一体となった同教室の整備を各自治体に促している。

遊友から移行「継続性」重視

 市では1999年度から、放課後の校庭や体育館などを使いスポーツや文化のイベントを行う「ざま遊友クラブ」をスタートさせ、全学校に設置してきた。このクラブを設けていたことから、近隣自治体と比べて、同教室の導入は後発組となったという。入谷小のクラブは、教室開始に伴い終了となった。

 「入谷っ子教室」は毎週月曜日、週1回ペースで開催されている。2学期以降は週2回に拡大させる計画で、年間の回数は44回ほどになる見込み。遊友クラブが年間平均7〜8回だったのに対して回数が増えることから、継続的な居場所提供につながるという。

運営ノウハウ蓄積へ

 市では入谷小をモデル校として、2017年度から3カ年で、市内3カ所にも同教室を設ける予定。「まずは子どもたちが安全に過ごせるよう、管理体制を充実させることが第一」と市青少年課。災害時の対応などを現場スタッフと協議したいとしている。

 遊友クラブで実行委員を務め、現在は入谷っ子教室でスタッフをまとめている小林さんは「プログラムなど模索しながら進めている段階。今すぐは無理だとしても、将来的には遊友クラブのように子どもたちが思い切り楽しめるイベントを企画できるようになれば」と意気込みを話していた。

 詳しい問い合わせは同課【電話】046・253・8415へ。
 

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