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座間版 公開:2016年6月3日 エリアトップへ

ざまの介護情報誌を作る会 地域交流サロンを1冊に 高齢者の居場所 主婦らが取材

社会

公開:2016年6月3日

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同会の安部代表(左)と野畑路子さん
同会の安部代表(左)と野畑路子さん

 座間市の主婦らからなる福祉団体がこのほど、市内各所に点在する約20の「地域交流サロン」情報を集約した冊子を作製した。住民が気軽に立ち寄り自由に交流できる場であるサロンは、個人や自治体など主体が多岐に渡るため、これまで行政でも全体の把握が難しかったという。冊子は市内の公共施設などに配架されており、自由に閲覧できる。

 冊子を作った「『スキップ』ざまの介護情報誌を作る会」(=安部悦子代表)は、「老いても地域で暮らし続ける」を合言葉に2008年に発足。これまで、介護保険制度や地域で利用できる福祉サービスなどをまとめた冊子「スキップ」を2回にわたり発行してきた。メンバーは地域の女性9人。本格的な取材経験者はいないが、取材先との調整や写真撮影、パソコンを使った編集作業など、それぞれの得意分野を生かしながら市民目線で情報を発信してきた。

 今回のテーマである「サロン」は、介護保険制度改正を見据えて選んだ。国が推進し、住まいや医療、介護(予防)、生活支援などを一体的に提供する「地域包括ケアシステム」構築に、高齢者の社会参画を促す地域サロンが大きな役割を果たすと考えたという。

サロンは「個性豊か」

 市内20カ所以上を取材したという同会。安部代表によると、各サロンの運営者は地区社協、個人、自治会に市民団体など様々。毎週3日開いている所もあれば、不定期開催の場所もあった。内容も個性豊かで、麻雀や歌がメインのサロンもあれば、個人が手料理を振る舞う所も見られた。

 安部代表は「多くの方に冊子を活用して頂き、自分に合った所を見つけて欲しい」と語った。市内の医院などにも配架できるよう、交渉していく予定だという。

 現在の配架先は以下▽市介護保険課/市社協/市公民館/平塚信用金庫座間支店/城南信用金庫相武台支店/スカイアリーナ座間/ピアゴ座間店/座間総合病院ほか

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