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市内一般社団法人 録音機で詐欺「門前払い」 PJ(プロジェクト)の出資者募る

社会

掲載号:2016年6月24日号

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協力を呼びかける岩田代表
協力を呼びかける岩田代表

 市内相模が丘の(一社)シニア消費者見守り倶楽部(岩田美奈子代表理事)が、通話録音機を活用した振り込め詐欺防止プロジェクトを立ち上げ、出資者を募っている。集まった資金を活用し、市内40世帯に録音機を無償貸与するというプロジェクトには、消費生活専門相談員として長年被害者らの相談にのってきた岩田代表の「騙される前に助けたい」という思いが詰められている。

被害者になる前に

 以前は小売業界で大勢を取りまとめる立場にあった岩田代表。「より社会貢献できるような事業をしたい」と職を辞し、今から7年前に消費生活専門相談員に転身した。そこで様々な被害者たちと話すうちに、未然に防止することの大切さを実感したという。

 「中には、すでに取り返しのつかない状態になってしまっていて、私たちが役に立てないケースもありました」。一度被害にあった人が再度狙われるケースも後を絶たず、中には家をもだまし取られて生活が立ち行かなくなった高齢者もいたという。「騙される前に力になろう」と、昨年12月に法人を設立。見守りや詐欺被害防止などの事業を展開してきた。

 今回同法人が採用予定の録音機は、東京都などが導入し、希望者に無償貸与しているものと同じ仕組みの機器。接続された電話に掛けると「この電話は振り込め詐欺などの被害防止のために自動録音されます」とアナウンスが流れ、録音で証拠が残ることを嫌う詐欺師や悪徳業者はすぐに電話を切るという。設置や操作が簡単なため、誰でも使用しやすいのが特徴だ。

 岩田代表は「啓発活動や詐欺の手口を周知するのも大切で、一定の効果はあるが次々と新たな手口が出る。入口で確実に撃退することが重要」と話す。録音機を使えば、悪徳リフォームなどの営業電話に対応できるのもポイントだという。

ネットで賛同集める

 プロジェクトにかかる費用は、録音機代など約50万円。広く出資を募ろうと、インターネット上で賛同者による出資を募る「クラウドファンディング」を活用している。6月2日に専用サイト上(【URL】https://rea

dyfor.jp/projects/scmimamoriclub-support/)で出資者募集を開始し、20日時点で20人から目標額の半額に相当する25万2000円の出資が集まった。期限となる7月19日(火)の午後11時までに目標額に到達すれば、プロジェクト成立となる。

 「被害に遭った方の多くはお金を失うだけでなく、騙された自分を恥じて1人で抱え込んでしまう人も多い。そんな方を1人でも減らせれば」と岩田代表は話している。

 プロジェクトや出資に関する問い合わせは同法人【電話】046・255・6490へ。

貸与予定のものと同型の録音機
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