市立中原小学校の児童が今月2日、走行技術や交通ルールの知識を競い合う「第47回 交通安全こども自転車神奈川県大会」に初出場した。上位入賞は逃したものの、子どもたちは大会や練習を通じて、交通安全への意識を深めた。
県交通安全協会などが主催する催し。今年は15校17チームがエントリーした。市内から出場したのは同校のみで、父親有志の「中原小おっちゃん会」(三吉昭会長)が企画。同会の呼びかけに応じた児童8人のなから、選抜テストによって三吉芙來(ふら)さん(6年)・關(せき)椋花さん(同)・杉原爽汰さん(5年)・坂彩夏さん(4年)が代表に選ばれた。
大会は安全走行、走行技術、学科の3部門に分けて行われた。先月19日の練習で市交通指導員からアドバイスを受けた選手たちは、学科と安全走行で実力を発揮。その一方で、S字走行や幅20cmの板を走る技術部門については、長年にわたり出場し続けている強豪チームに一歩及ばなかった。
三吉会長は「中原小にとって初めての挑戦。手探りで準備してきましたが、子どもたちは歴史の第一歩を刻んでくれました」とコメント。さらに、「『来年はもっと練習して出たい』という声もありました。子どもたちが自信を持てるよう練習体制を整えていきたいです」と展望を話した。
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