座間市と相模原市南区の境に位置する小田急相模原駅で今月27日(水)と28日(木)、県内で人気のイベント「ちょい呑みフェスティバル」が初開催される。同駅でのちょい呑みは過去にも企画・検討されてきたが、市境という立地条件があって頓挫していた。今回は、座間市・北口・南口の商店主らが垣根を越えて実行委員会を組織、周辺店舗の協力を得て開催までこぎつけた。
ちょい呑みは3枚つづりの専用チケットを使い、参加店独自のセットメニューを楽しむ催し。4年ほど前から県内各地で行われており、座間市では市商工会青年部や商店会が、相武台前駅や座間駅、さがみ野駅で実施してきた。
飲食店が多い小田急相模原駅でも、これまでに企画が持ち上がっていた。しかし、市境にあるため両市の組織間で連携を取りづらく、また、北口と南口の商店組織がそれぞれの独自事業を展開しており、一体型のイベントを開催しにくいという課題があった。
30店舗が参加
今回は、市商工会青年部としてちょい呑みに携わった佐藤洋行さんが、ネット交流サイト「Facebook」を通じ、初開催を呼びかけたのが始まり。投稿を見た知人から、北口で美容室を営む加藤隆さんと、南口で飲食店を経営する島影裕司さんを紹介され、実行委員会を立ち上げた。
委員らは5月末から店に足を運び、協力を募った。「オダサガでちょい呑みが開催されて嬉しい」と喜ぶ声の一方で、収容人数が少なく参加を見合わせるケースも多かったという。およそ100店舗に声をかけた結果、居酒屋やダイニングバー、ラーメン店など30店舗が名乗りを上げた。
チケットは2500円。20日(水)頃から加盟店舗で順次取り扱う。当日は本部(北口ペアナード2階/南口噴水前)でも販売する。詳細はFacebookページ(オダサガ ちょい呑みで検索)で確認できる。
実行委員長の佐藤さんは、「若手オーナーが多いからか、センスの光るお店が集まりました。お気に入りを見つけて欲しい」と呼びかけている。問い合わせは実行委員会【携帯電話】090・8027・2760。
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