神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2016年7月29日 エリアトップへ

全日本バレーボール小学生大会に出場するHAND TIGERSの代表 佐久間 真琴さん 座間市在勤 60歳

公開:2016年7月29日

  • LINE
  • hatena

教え子の成長が活力

 ○…6年ぶりの公式戦だった。前身の「座間ハンドタイガース」は2010年に他チームと合併したものの、今年4月に再結成。新チームは県予選で優勝し、復活を全県に示した。全試合ストレート勝ちという結果だが、ここまでは平坦な道ではなかった。再結成に向けて始動間もない頃はボールやユニフォームも無く、練習場所の確保にも苦労する日々。支えになったのは、保護者やチームOGの存在。用具やユニフォームの提供、遠征試合への帯同など、子どもたちがプレーに集中できる環境構築に尽力してくれた。そして何より、厳しい練習に耐えて成長した選手たち。「チームのスローガンである『闘争心』を胸に頑張ってくれました」と活躍を称える。

 ○…38年にわたり市内小学校で教鞭をとっている。教員仲間に打診され、旭小でバレーボールチームを創立したのが約35年前。それから長年にわたり、代表やコーチとして、子どもたちを指導してきた。「娘と息子から、『お母さんはバレーボールの仕事をしているの?』なんて言われたこともありましたね」と振り返る。長年の習慣からか、ジャージーに体育館が落ち着くと言い、「生きている限り、バレーを続けていきたい」と考えている。

 ○…「育児では『親は子どもに育てられる』という言葉があるけど、バレーもそうかも」――。教える立場だが、逆に元気やエネルギーをもらうことが多いという。入団間もない頃に出来なかったプレーが、いつの間にか出来るようになることもしばしば。その急成長ぶりに驚き、心打たれ、「私も頑張らなきゃ」と自身を発奮する材料にする。

 ○…全国大会は8月9日から行われる。今のメンバーは戦術を理解する6年生が多く、レギュラーが怪我で出られなくてもカバーできる層の厚さもあるという。「県優勝より、もっと上を狙えるチーム。日本一を目指して欲しい」と教え子の躍進に期待している。

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク