座間版 掲載号:2016年7月29日号
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米国での心臓移植が成功 大和市在住・迫原大輝くん

社会

笑顔を見せる大輝くん
笑顔を見せる大輝くん
 重い心臓病を患い、家族や有志らが心臓移植費用の募金活動を展開していた大和市在住の迫原大輝くん(1歳8カ月)の手術が、米国で現地時間の7月15日に行われた。拒絶反応のピークといわれる術後48時間経過後も無事に過ごし、手術は成功に終わった。

 大輝くんは昨年7月に生後8カ月で「拡張型心筋症」と診断されて以来、補助人工心臓で命を繋いできた。感染症などのリスクから早期の心臓移植手術が求められる中、両親はより可能性の高い米国での移植を希望。医療費など3億2千万円が必要となり、両親の職場の同僚らが「だいちゃんを救う会」を設立し、各地で募金活動を続けてきた。

 資金が目標額に近づく中、病状等を案じた両親が渡航を決意。7月12日に医療専用機で渡米し、14日に移植待機リストに登録すると、当日の夜に提供者が現れ翌朝には手術が開始された。約10時間にわたる手術は成功し、大輝君は半年後の帰国を目指して現在も治療を続けているという。

 大輝くんの両親は19日にコメントを発表。ドナーになった子どもの冥福とその両親への感謝を表し、「心不全に陥ってからちょうど1年のこの日、大輝は新しい命を頂いた。全国の皆様の温かいご支援と、救う会の皆様、事務局メンバーのご尽力に感謝申し上げます」と述べている。救う会では、目標額到達まで募金活動を続けるとしている。

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