9月9日の「救急の日」を前に、県が2日、2016年度神奈川県救急医療功労者表彰の受賞者を発表した。今年は救急医療の発展に功労のあった5の施設・団体と、7個人が受賞。座間市からは、市が設置している「市休日急患センター」が選ばれた。
同センターは1996年にハーモニーホール座間の隣接地に開設され、以来地域の初期救急医療を担ってきた。座間市医師会(山崎雅彦会長)が市の委託を受けて運営しており、一部診療科では近隣市医師会との連携を図って受け入れ態勢を強化。内科は綾瀬市と協力し、小児科はそこに海老名市を加えた3市で連携しながら連日午後10時まで急患を受け入れている。同会によると、救急医療の場合は患者の年齢を問わず内科医が見るケースが多く、小児科が独立して夜間まで救急医療を行うのは極めて珍しいという。
同会の会長でセンター長も兼任する山崎医師は「代々センター長を務めてきた方々が20年にわたり築きあげ、今の体制がある。そして、休日や夜間も当番をこなしてくれている会員の皆様の積み重ねで頂いた賞。非常にありがたく思います」と話した。
同センターの受け入れ時間や診療科、連絡先は市のホームページなどで公開されている。問い合わせは市医療課【電話】046・252・7295へ。
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