家庭や学校での居場所を見失っている子どもたちへの理解を深める講演会が、10月16日(日)にサニープレイス座間3階多目的室で開かれる。講師は、高校時代に渋谷で路上生活を送っていた経験を持ち、現在は社会的に孤立する高校生などを支援する仁藤(にとう)夢乃さん。
この催しは、市民30人で構成される市青少年補導員協議会(阿部眞弓会長)の主催。共催に座間市。子どもたちが発信しているSOSを多くの大人にキャッチしてもらおうと、講演会を企画したという。
仁藤さんは、違法労働や性搾取など様々な問題を抱えた少女たちを支える「一般社団法人 Colabo(コラボ)」の代表。自身の体験をもとに、犯罪に巻き込まれやすい青少年の問題などを提起している。児童買春の実態を伝える企画展は、多くのメディアで取り上げられ話題になった。
対象は小中学生や高校生の保護者、または青少年の健全育成に関心のある人。参加無料で、定員100人。時間は午後2時から4時(30分前に開場)。担当者は「居場所を見失っている子どもたちは、何かしらのサインを出しています。講演会が、それに気づくきっかけになれば」と期待している。希望者は市青少年相談室【電話】046・256・0907または【FAX】046・259・2163(名前・市町村名・【電話】を明記)へ申し込みを。当日参加も可能とのこと。
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