振り付けとともに演奏を披露する部員
座間中学校吹奏楽部のクリスマスコンサートが12月10日、座間総合病院（渡潤病院長）で行われた。市内の中学生が同院でコンサートを開くのは初めて。
今年４月に開業した同院が、地域交流を目的に、座間中に依頼したことで実現したこの企画。患者のレクリエーションも兼ねているという。
当日は患者やその家族ら約２００人が来場。部員はＮＨＫ連続テレビ小説の主題歌やＣＭソングなどのメドレーを披露。演奏中には振り付けで、合間にはユニークな曲紹介や自己紹介で会場を盛り上げ、「川の流れのように」を来場者と一緒に歌って締めくくった。
渡病院長は「入院中は、季節の移ろいを感じにくい。クリスマスソングや演歌メドレーも演奏してくれてありがたい」と感謝していた。
同部の山上知夏さん（２年）は「演奏を聴いた人が元気になるよう、これまで練習してきた。歌ってくれる人もいて楽しかった」と笑顔で話した。
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