座間保護区保護司会10周年記念式典が2月10日、総合福祉センターで行われた。当日は現役の保護司をはじめ、元保護司、遠藤三紀夫市長や横浜保護観察所の田中一哉所長ら来賓など約110人が出席した。
同会の村上勝彦会長=人物風土記で紹介=はあいさつに立ち、「発足した10年前は景気が悪く、保護司の活動は忙しかった。今日では犯罪は減っており、予防活動に力を入れている」と状況を報告した。
そして、「私たちには任期があるので、次につなげていくことが課題になってくる。これからも良い街にするため10年、20年と社会奉仕として継続していかなければならない。皆様のご協力、ご支援をお願いします」と話した。
また、遠藤市長は「日ごろからご活躍頂いている24人の保護司の方々、OBや更生保護女性会の皆様の取り組みに、改めて心から感謝いたします。これからも近隣保護司会の皆様と手をたずさえて更生保護活動にあたっていただきたいと思います」と感謝の気持ちを伝えた。
式典後は、落語家の桂文也氏が登壇し「笑って・感じて・気付いて・変わる」と題した社会を明るくする運動に関する講演を行った。その後、落語を披露すると会場は笑いに包まれた。
1950年5月に保護司法が施行され、保護司制度が確立されると、同年10月ごろ座間地区は高座相模原区保護司会に所属。その後、分離独立などを経て、06年9月1日、座間海老名地区保護司会が分離し、同会が発足した。
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