協栄スイミングクラブ座間の選手コースに所属する競泳3選手がこのほど、好タイムを記録し第39回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会への出場を決めた。同大会は3月27日(月)から4日間、東京辰巳国際水泳場で開かれ、熱戦が繰り広げられる。
全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会は、春季(短水路)と夏季(長水路)の年2回開かれている。日本水泳連盟が主催し、大学生を除く18歳以下の選手が出場する全国大会。水泳競技においてジュニア世代最高峰の大会と言われており、この大会から世界の舞台で活躍する選手が輩出されている。
出場するためには、公認予選会で種目、距離別の標準記録を突破する必要があり、各選手得意の種目で標準記録を突破した。出場を決めたのは熊谷光一郎選手(12歳/座間市立入谷小6年)、紙尾香帆選手(12歳/海老名市立上星小6年)、佐々木鴻太選手(13歳/相模原市立麻溝台中1年)の3選手。佐々木選手以外は初出場となった。
50・100・200m自由形の3種目に出場する熊谷選手は「一番得意な種目は200m。全国大会は初めてで緊張すると思いますが、一種目でもいいから決勝に進みたい」と目標を語る。水泳歴は9年、週6日は練習にあてるという熊谷選手。出場は1人3種目までと決まっているが、200m個人メドレーでも標準記録を突破している。
3歳から水泳を始め、「仲間と一緒に練習し、上達できることが水泳の魅力」と話す紙尾選手は50m平泳ぎに出場する。「目標にしていた大会への出場が決まって嬉しい。緊張してしまうタイプですが、本番では練習の成果を発揮したい」と意気込みを見せる。
前回の春季大会から3季連続の出場を決めた佐々木選手は100m・200m平泳ぎ、200m個人メドレーに挑戦する。佐々木選手は「タイムは全てぎりぎりだった。残りの期間は練習に集中して調子を上げて、夏につながる良い成績を残したい」と意欲を語る。そして、「将来は、オリンピックに出場し北島康介選手のように活躍したい」と力強く話した。
3人を指導する中村裕明コーチは「東京辰巳国際水泳場での全国大会は、雰囲気もいつもと違い、緊張してしまう選手が多い。自分の力が発揮できるよう大会までしっかりと指導していきたい」と話していた。
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