座間市は3月16日、市内災害現場において人命救助に貢献したとして冨田穰さん(新田宿在住)、市川由里さん(同)、大村舞さん(入谷在住)の3人に感謝状を贈った。市長応接室で行われた贈呈式には、当日欠席した市川さんを除く2人が訪れ、遠藤三紀夫市長から感謝状を受け取った。
2月上旬の夜11時ごろ、介護士をしている冨田さんが仕事を終え帰宅していたところ、道をさまよっている年配の女性を発見。心配になって付近を捜していると、新田宿の用水路に女性が転落しているのを見つけたところに、市川さん大村さん親子が通りかかったという。
協力を求める冨田さんの声に対し2人は駆けつけ女性を引き上げると、携帯電話で119番に通報。冨田さんの夫人も毛布を持ってくるなど協力し、女性は救助された。遠藤市長は「寒い中、しっかり連携し救命救助にあたって頂き、とても感謝しています。この様な話はいくらあっても良い」と感謝の言葉を送った。
冨田さんは「仕事柄、救急の知識はあったので冷静にできた。女性を助けられて良かった」と話した。また、大村さんは「当たり前のことをしただけです。冨田さんとうまく連携が取れて良かった」と振り返った。市消防本部の落合消防長は「事故現場などに遭遇した場合は誰かが連絡しているだろうと思わず、重複しても良いので119番通報してほしい」と話していた。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|