端午の節句の風物詩となっている鯉のぼり。地域住民らによって4月22日、16匹の鯉のぼりがかにが沢公園で掲揚された。
毎年恒例となったこの取組みは、「かにが沢鯉のぼり実行委員会」(進藤敏行実行員長)によるもの。相武台や広野台など周辺地域に住む住民7人で構成されており、子どもたちを喜ばせようと2000年から掲揚を続けている。鯉のぼりは住民らの寄付で集まったという。
安全性こだわる
3年前までは、公園の西側に隣接する都南自動車と公園東側の桜の木にロープを取り付け、公園上空に鯉のぼりが泳ぐよう掲揚されていた。ところが桜の木の腐朽が進み、枝下がりなどがみられるようになり、伐採されることに。規模を縮小化せざるを得ない状況となり、実行委員はすべり台近くに鯉のぼりを設置することとなった。
すべり台は子どもたちに人気の遊具とあって、実行委員は安全性には細心の注意を払っている。22日の設置作業では、念入りに鉄の柱を打ち込み、子どもが近づかないよう土台周辺にはカラーコーンを置いた。メンバーは朝早くから熱心に作業し、約2時間後に鯉のぼりが掲揚された。
進藤実行員長は「何においても安全が第一。今年も無事掲げられてよかった」と話した。
掲揚は5月6日(土)まで。問合せは進藤委員長【携帯電話】090・3106・2195。
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