先月の大雨の影響で、800棟以上の住家が被害を受けた秋田県大仙市。同市と災害時相互応援協定を締結している座間市は8月1日、市役所1階に募金箱を設置し、11月1日頃まで義援金を募る。同協定締結以降、実際に支援するのは今回が初めて。
協定締結後初めての支援
大仙市では7月22日・23日、記録的な豪雨により雄物川が氾濫。道路決壊や路肩崩落、橋梁損傷などが80カ所以上で発生した。住家への被害も全壊、半壊、浸水など合わせて800棟以上と深刻な被害に見舞われ(7月30日時点)、現在も復旧作業が進んでいる。
災害時相互応援協定のほか、友好交流都市協定も締結している同市を支援すべく、座間市は8月1日、市役所1階に募金箱を設置。11月1日頃まで義援金を募る予定だという。同様の支援は、応援協定締結後初めて。市危機管理課の担当者は「少しでも勇気づけられたら」と話している。
26年続く交流
大仙市との交流は1991年、座間市ふるさとまつりに市町村合併前の中仙町が参加したことで始まった。98年に災害時相互応援協定を結び、市町村合併後の2000年に大仙市と再度締結。以来、毎年5月に災害対策連絡会議を開催し、連絡の確認や各市の防災対策について情報交換などを行ってきた。8月4日から6日までは座間市職員が現地へ赴き、罹災証明書の発行などを視察した。
今後は福祉まつりなどでも義援金を募る予定。
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