相武台の「サイ・ダンスフィールド」(主宰/濱島彩子さん)が8月11日、12日に都内で開かれた「第5回全日本小中学生ダンスコンクール東日本大会」(朝日新聞社主催)小・中学生部門オープン参加の部に出場し、所属4チームが金賞を受賞した。4チームは、10月に川崎市のとどろきアリーナで開かれる全国大会への出場権を獲得、3大会連続の全国金賞を目指す。
同コンクールは、ヒップホップやロック、ジャズダンスといった現代的なリズムのダンスを、5人以上40人程度までのチーム編成で演技し、審査員による採点で競われる。ダンスのテーマに沿った振り付けや構成、技能、表現力、チーム力などが審査される。東日本のほか、西日本、九州、東海の4会場で大会は行われ、上位チームが全国大会に出場できる。
サイ・ダンスフィールドに所属し、全国大会への出場を決めたのは、中学生部門の「LUCIA」と「A.Dash」、小学生部門の「ちっくたっく」「N.E.S.T CREW」の4チーム。昨年は、選抜チーム「N.O.I.Z CREW」が全国大会に出場し金賞を受賞、一昨年から2大会連続で金賞に選ばれている。
濱島さんは「4チームの金賞獲得は光栄。今年も全国での優勝を期待されると思うけれど、みんなにはのびのびと表現してほしい。全国大会は厳しい戦いになると思いますが、結果がついてきたら嬉しいですね」と話している。
個性溢れる4チーム
濱島さんによるとチーム編成は、4月頃にサイ・ダンスフィールドに通う生徒をオーディションで選抜しており、そこからドラマは始まっているという。
「LUCIA」は、中学1年から3年までの9人組。メンバーの中には受験生が5人いるが勉強とダンスを両立して練習に励んでいる。全国金賞経験のあるメンバーもおり、濱島代表は「4チームを盛り上げる存在。大人のようなジャズダンスで観客を魅了する」と評価する。
「A.Dash」は、小学5年から中学3年までの16人で編成。年齢層が幅広く大家族のようなチームだという。濱島代表は「16人という大人数だからこそ栄えるフォーメーションの変化が見どころ」と話す。
「ちっくたっく」は小学2から6年まで17人がチームを組む。全員が初出場での金賞獲得。笑顔とパワフルさが特長だ。
「N.E.S.T CREW」は、小学2年から6年までの10人チームで、ヒップホップが魅力の実力派チームだという。
全国大会は10月14日、川崎市とどろきアリーナで開催される。濱島さんは「52人の生徒たちと全国の舞台に立てることは、本当に夢のようです。4チームが励まし合い、良い演技が披露できたら」とコメント。また、「座間の方々にも、応援して頂けたら勇気がわきます」と話している。
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