立野台コミュニティセンターで9月16日、「サマーコンサート25周年記念公演」が開かれ、地域住民ら約250人が来場した。主催は同センター管理運営委員会(野村光和委員長)。
このコンサートは、クラシックを身近な場所で楽しんでもらおうと、中村玲子さん(立野台在住)が中心となって続けてきた。節目の25回目となった今回は、アルゼンチンタンゴの演奏楽団「オルケスタYOKOHAMA」が出演。美しい音色と軽快なトークで観客を魅了した。
普段はなかなか遠出できないという人にとって、このコンサートは貴重な機会として定着している。立野台在住の松丸恵子さんは、夫の稔真さんと二人で来場。「昔、夫がタンゴを踊っていたのでどうしても一緒に行きたかった。素晴らしい演奏で昔を思い出した」と嬉しそうに話した。
コンサートは今後も継続していく予定だという。会場に入りきらないほどの来場者を目にした中村さんは、「あっという間の25年だった。素晴らしい方々に巡り会って、こんなにたくさん来ていただいて涙が出た」と感極まっていた。
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