第4回ママチャリ座間グランプリが9月18日、都南自動車教習所で行われた。「ママチャリ」で4時間走り続ける耐久レースで、過去最多の49組が参加。高校生を中心に5人で学生チームを組んだ「いっちょやってみっか」が優勝に輝いた。
ママチャリ座間グランプリは、NPO法人足跡の会(溝渕信一理事長)が主催する「座間ママチャリフェスタ2017」の一環。レースは2人〜10人でチームを編成し、1周350メートルのコースを交代で4時間走って周回数を競う。
「いっちょやってみっか」は、リーダーを務める小松原在住の佐久間崚さん(18)が、ロードバイク仲間に参加を呼びかけ、賛同した5人でチームを組んだ。高校生4人と大学生が参加した学生チーム、普段ロードバイクで走っている脚力を生かし、4時間を1位で走り抜けた。
周回数は366周で距離は約128Km、2位に8周回数差を付けての優勝に佐久間さんは「強いチームが多い中、勝てて嬉しい。最後追いあげられたけど良かった」と喜びを語った。佐久間さんによると事前にママチャリでの練習はしておらず、走りながら感覚をつかんでいったという。また、大会関係者は、変速機付のママチャリで出場するチームが多い中、変速機無しの純粋なママチャリで優勝したとして驚きを見せていた。
日本グランプリに挑む
優勝した同チームには、来年1月に静岡県の富士スピードウエイで開催される日本グランプリへの出場権が贈られた。日本GPは7時間の耐久レース、佐久間さんは「サーキットコースの対策をしたママチャリの練習をしていきたい」と話していた。
2位は「チームAINO」(358周)、3位は「双龍ママチャリ隊」(355周)だった。仮装部門は、情熱のハワイアンをテーマにハワイアンドレスで仮装した「チームこぴっと」が3回目の最優秀賞を受賞した。
また、溝渕理事長は、来年の9月に第5回ママチャリ座間グランプリを開催することを発表した。
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