『蟹工船』の作者として知られる小林多喜二の母・セキの一生を描いた「母 小林多喜二の母の物語」(山田火砂子監督/現代ぷろだくしょん)の上映会が9月22日、ハーモニーホール座間で行われ、約5百人が来場した。
三浦綾子の小説『母』を映画化した作品。セキ役を寺島しのぶさん、多喜二役を塩谷瞬さんが熱演した。
2回に分けて行われた上映会では、山田監督が舞台挨拶を行った。特高警察の拷問によって命を失った多喜二と、心優しいセキの生き様にふれ、「母の愛を通じて戦争反対を叫びたかった」と話す。来場者は「寺島しのぶさんの演技が素晴らしかった。いい映画でした」と感想を述べた。
上映会終了後には山田監督が出口で出迎え、来場者らと握手を交わしていた。
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