日頃から交通安全啓発に取り組む功労者を表彰し、市民の意識向上を図る「座間市交通安全推進大会」が11月4日、ハーモニーホール座間で開かれた。主催は座間市交通安全対策協議会(会長/遠藤三紀夫市長)。
今年は239点の応募があった交通安全ポスターコンクールと、765点集まった交通安全標語の入賞者、交通安全功労者の表彰を実施。述べ24人・5団体が受賞し、遠藤市長から表彰状が手渡された。また、交通事故によって命を落とした人を悼む「追悼の辞」が、座間市自治会総連合会の森繁さんによって読み上げられた。
人身事故昨年比39件増
座間警察署(川口博幸署長)によると、今年の市内での人身事故は385件(10月末時点)と、前年比で39件増加。県内でも事故が多発しており、2000年から続く減少傾向に黄信号が灯っているという。
大会では、座間警察署交通課の山口敏彦課長による交通安全講話も行われた。事故の内訳として、高齢者が31・7%、自転車が25・5%と、いずれも県央地区で最も高い割合で発生していることを紹介。「反射材をなるべくつけるか、せめて明るい服装を着用して」と聴衆に呼びかるとともに、毎年年末に増加する事故への注意喚起を図った。
遠藤市長は「残念ながら事故は絶えない。安心・安全な座間をめざし、交通安全の輪をさらに広げていきたい」と話した。
受賞者は以下の通り。順不同・敬称略。▽交通安全ポスターコンクール【最優秀賞】長本翔生(立野台小4年)【優秀賞】比留川みゆ(栗原小2年)/藤本優有(立野台小3年)/野田泉澄(中原小6年)/早川信光(東中2年)【座間地区青少年交通安全連絡協議会会長賞】樫谷美久莉(栗原中2年)▽交通安全標語入賞者【最優秀賞】梅原凛(相武台東小1年)【優秀賞】レスコ丞(東原小1年)/市川文椛(中原小4年)/柳美由莉(旭小5年)/中村弘子(新田宿)【座間地区青少年交通安全連絡協議会会長賞】下平航輝(相武台東小3年)▽交通安全功労者表彰【個人の部】瀬戸文男(座間)/落合良晴(立野台)/小藤眞史(同)/田中元吉(栗原中央)/市川良明(相模が丘)/矢部信郎(明王)/塚脇透(東原)/白井正明(立野台)【団体の部】座間交通安全協会東原支部/栗原小学校おやじ会/広野台みまもり隊/相洋工業(株)/東京コスモス電機(株)
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