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調べる学習コンクール 田口さん姉妹に市長賞 フィールドワークが充実

教育

掲載号:2017年12月15日号

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右からあいさん、夏帆さん、金子槇之輔教育長
右からあいさん、夏帆さん、金子槇之輔教育長

 第8回座間市図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式がこのほど行われ、相模野小学校の田口夏帆さん(5年)、あいさん(3年)姉妹が市長賞・図書館長賞を受賞した。

 このコンクールは、身近な疑問について図書館などで調べ、その調査結果を作品としてまとめるもの。今年は40点の応募があった。

満月の不思議探る

 スズムシやメダカなどを飼育していた田口さん。「満月の日に産まれることが多い。生き物と関係があるのかな」と感じた夏帆さんは、「月の魅力 神秘・魔力」をテーマに掲げた。

 「月の引力が羊水に影響を与えているのでは」との仮説を立てた夏帆さん。調べていくうちに、満月と牛の出産の相関性について研究している東京大学農学部の米澤智洋准教授の存在にたどりついた。すぐさまメールを送ると、熱意が伝わり会えることに。米澤准教授の「月光がメラトニンというホルモンの分泌量を減少させて、分娩を誘発するのでは」という説を聞き出すことができたという。

 他にも満月と犯罪の発生件数についても相関性を調べ、座間警察署への聞き取り調査も行った夏帆さん。豊富な調査結果を、グラフなどを用いてきれいにまとめ上げた。努力が報われての受賞に、「嬉しい。生き物に関わっている月って不思議だと思った」と話した。

スズムシが綺麗に鳴くには

 スズムシを飼っていたあいさんは、「どうやったらきれいに鳴くのだろう」と疑問に思ったという。そこで、「愛の音色スズムシ むらさきしきぶもせんじ中も聞いたいやしの音」というテーマを設定した。キュウリやナス、にぼし、りんごといった様々なエサを与え、鳴き声を調査。調べ学習を進めていくと、「鳴く虫のコンクール」などを企画する「日本鳴く虫保存会」という団体を知った。

 精力的に活動している同会の寺澤康行会長に会うため、あいさんは高尾山まで出向いた。何を食べさせるべきか聞いたところ、「キュウリなどの水分が多い食べ物は良くない。羽を動かして鳴いているから、タンパク質が必要」との予想外の答えが。調査結果を、得意のイラストを交えて可愛らしくまとめた。

 「オスは壁ドンみたいなことをして、メスをドキドキさせているのも面白い」とスズムシの魅力を語った。

 受賞者は以下の通り。順不同・敬称略。▽市長賞・図書館長賞/田口あい(相模野小3年)/田口夏帆(相模野小5年)▽教育長賞・図書館長賞/松本唯都(旭小4年)▽図書館長賞/佐藤陽菜太(立野台小2年)/米永遥斗(立野台小4年)/藤本紗衣・藤本優有(立野台小5年・3年)/矢田凜太朗・矢田千恵(緑ケ丘保育園年長・母)▽優秀賞/太田迅(相武台東小2年)/西谷こころ(相武台東小3年)/末安美結(立野台小3年)/浅菜心優・杉浦楓菜(栗原小5年・4年)/中川眞幸・中島正子・五十嵐正夫・山本愛子(あすなろ大学)/齋藤東三(あすなろ大学)▽優良賞/谷口絢菜(中原小1年)/赤木智紀(東原小2年)/齋藤帆花(相武台東小4年)/斎藤潤(東原小4年)/伊藤結(東原小5年)/太田まい(相武台東小6年)/鈴木英夫・水谷淳三(あすなろ大学)

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