2016年3月に解散したものの、16年9月に復活した「広野台見守り隊」(岸彰八郎隊長)。今、同隊が広野台地区で行う児童を見守る活動が広がりを見せている――。
見守り活動は、相模野小学校に通う児童が登下校時に事故に遭わないよう、地域の有志が見守るボランティアで11年に始まったもの。5年間ほど続いたが、会員自身の高齢化や発足当初、懸念されていた治安の悪さも解消されたことから16年3月に解散した。
しかし、地域の安全は地域住民の務めという考えや、将来地域を支えてくれる児童を見守ることは必要なことなどの考えから、広野台に住む清原良昭さんが発足人となり、同年9月に復活。岸隊長を含む19人の隊員が交代で、見守り活動を行っている。
そして、見守り活動を行う同隊は、今年度の座間市交通安全推進大会において、交通安全功労者表彰団体の部で表彰された。
清原さんは「PTAや地区委員の方たちと定期的に会合を行うことで連携が保たれ、学校ともこれまで以上に接点が持てている」と見守り続けることで生まれるメリットは大きいと話している。
また、活動は小松原地区にも広がり、小松原児童見守り隊として11人が参加している。清原さんは「活動が広まって浸透することは良いこと。無理のない程度で参加して、生活リズムも一定になるので、私たちの健康にも良いですよ」と笑顔で語った。
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