「言葉を大切に、絵本の楽しさを伝えたい」――。40年以上、座間市公民館で本の読み聞かせを定期開催している団体がある。「おはなしぐるーぷ さくらんぼ」(田川恵代表=人物風土記で紹介)だ。
毎週水曜に活動している団体。1974年、公民館図書室の司書らが中心となって立ち上げた。現在は現役ママら13人が所属する。午前10時半から11時は0歳から3歳までを対象に、11時から11時半までは3歳から未就園児を対象におはなし会を企画。午後3時半から4時には小学生までを対象とした世界の昔話などの読み聞かせも行っている。
絵本の選定にはこだわりを持つ。言葉の響きや、絵との組み合わせを重視。「絵本の言葉そのものを伝える」と田川さん。設立から関わるメンバーは「子どもは受け取る能力がある。難しいと思うストーリーでもちゃんと聞いているからこそ、言葉は大事」と力説する。
読み聞かせのほか、素話やわらべ歌も企画する。「親子がほっとできる場でありたい」と田川さんは話した。
参加は自由で申込み不要。現在、同サークルは活動に協力してくれるボランティアスタッフも募集している。田川さんは「本が好き、子どもが好きという方はぜひ」と話している。問合せは同館図書室【電話】046・255・3131。
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