厚木市下津古久の県総合防災センターで3月19日(月)と22日(木)、「シニア世代の防災講座」が開催される。中・高生や女性、高齢者など、災害時に”守られる”立場の人を対象とした、同センター初の試みの一環。
東日本大震災からまもなく丸7年、熊本地震から約2年など、大規模災害以降、関心が高まっている防災への意識。講座は、市民が自分にできることを考えるきっかけに、と初めて企画された。
同センター防災企画課の西村克己さんは、「高齢者だから、と守られるだけの立場ではない。シニア世代の豊かな社会経験や知恵、地域のネットワークなどは、災害時に役立つはず。それらの共有の場になれば」と語る。
当日は、災害対応の図上訓練等の講義と、体験フロアでの地震・風水害等体験などが受けられる=写真。
2月に開催された女性消防団員向けの講座には、20〜60代の63人が参加。複数の非常食を組み合わせておいしく食べる工夫や、身辺を清潔に気持ちよく保つことの大切さなど、女性目線の意見が数多く聞かれたという。
午後1時〜4時30分で、50歳以上の男女、各日定員50人。参加は無料。筆記用具を持参のこと。住所、氏名、人数、連絡先と希望日を明記し【FAX】046・227・0027か、【電話】046・227・0001(平日午前8時30分〜午後5時)へ申込み。定員に達し次第締切る。
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