座間市民聖苑を運営する(株)三寶天壽企画(溝渕信一代表取締役)と座間警察署(川口博幸署長)は6月22日、「災害時における霊安施設及び霊きゅう自動車の提供に関する協定」を締結した。
座間市内で災害が発生した際、同社が遺体安置のための霊安施設や、搬送のための霊きゅう自動車を同署に提供する協定。検視・検案業務を迅速に行うねらいがある。
今年3月に座間市と同様の協定を締結した同社。警察署と地元斎場による協定締結は県下初で、全国的にも珍しい。溝渕代表取締役は「警察、行政と三者で連携してはじめて協定は意味をなす。ご遺族に少しでも思いやりのある引き渡しができれば」と語った。
同社は16体を安置可能な冷蔵施設と、緊急通行車両等事前届出がしてある霊きゅう自動車を4台所有している。川口署長は「東日本大震災の甚大な被害をふまえ、検視を円滑に行う」と話した。
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