様々な理由で生活に苦しむ人に対して、各機関が支援分野を越えて連携していこうと、研修会「生きることの包括的支援〜地域共生社会を目指して」などが7月30日、サニープレイス座間で行われた。主催は神奈川県、座間市、かながわ生活困窮者自立支援ネットワーク。
研修会ではNPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之氏を講師に、自殺の現状や対策について具体的な取り組みなどを挙げながら講演した。「自殺を考える人は複数の悩みを抱えています。担当課だけでなく庁内外での連携が大切」と話した。
また座間市が行っている「断らない相談」による、生活困窮者自立支援事業の事例紹介が行われ、庁内連携やNPO団体、福祉団体、民間などと協力して実施している学習支援や就労支援の現状や課題などを紹介した。支援する現場でも、行政や制度だけでは対応できないことが増えていることなどの問題点が挙げられた。ほかに座間市就労準備支援事業「はたらっく・ざま」の取り組みも発表され、150人ほどの来場者らはメモを取りながら、熱心に話を聞いていた。
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